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シロトキン、フェラーリでテスト予定

2013年10月01日(火)9:24 am

セルゲイ・シロトキンは、ザウバーでのF1デビューに向けて着々と動いている。

18歳のシロトキンは、2014年のF1ロシアGP開催地であるソチ・インターナショナル市街地サーキットで、27日(金)にザウバーの2013年型車を初めて走らせた。

完成した700メートルのアスファルトを走っただけだったが、「これがF1で初めての数メートルだ。当然、すごく特別なものだよ」とシロトキンは話している。

しかし、スペインの『Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』などいくつかのメディアは、シロトキンがイタリアのバイラノ・サーキットで2日間にわたって走行していたと伝えている。

さらにシロトキンは、ロシアの『f1news.ru』に対し、次はフェラーリのステアリングを本拠地のフィオラノ・サーキットで握ると明かした。

この走行によって、シロトキンにF1のスーパーライセンスが発給されるかが決まるようだ。

「とは言っても、形式的なものに過ぎないんだ」とシロトキン。「2日間で300キロ走行してレースペースを見せる」

「すごく真剣に考えているけれど、心配はしていないよ。自分にはできると信じている」

走らせるのはフェラーリなのかと確認されると、シロトキンは「そうだ。最初のテストはフィオラノになるだろう」と認めた。

ソチでの走行が行われた27日(金)は、フランスのポール・リカールでフォーミュラ・ルノー3.5の予選が行われていたが、シロトキンはロシアでのイベントを選んだ。

「ソチのほうが優先順位が高いと判断したんだ」とシロトキンは説明している。これによってシロトキンは第1レースには出走できなかったが、29日(日)の第2レースには出走した。

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