フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、マクラーレン復帰か。そんな憶測をアロンソ本人が真っ向から否定した。
マクラーレンのチーム代表を務めるマーティン・ウィットマーシュが、ジェンソン・バトンとセルジオ・ペレスの今季ラインアップに変更を加える構えをにじませたおかげで、F1第13戦シンガポールGP(9月22日決勝)は、アロンソのうわさで持ちきりになった。
しかしアロンソは20日(金)、イタリア『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙にこう語っている。「マクラーレンだって? 僕は、とことんフェラーリを愛しているよ」
「契約はまだ3年も残っている。さらに延長したっていい」
チャンピオンチームのレッドブルはすでに2014年のドライバー体制を固めているが、その結論に至るまではアロンソからのアプローチもあった。アロンソは2007年に一度マクラーレンで走っているが、両者の関係は悪化し、1年で終了した。
少なくとも今は、マクラーレンに「悪感情はない」らしい。
「チーム哲学が合わなかっただけだ。もう、あの人はチームにいないしね」というアロンソ。あの人とは、もちろん前チーム代表のロン・デニスだ。