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ケータハム、土曜には改善/F1シンガポールGP金曜まとめ

2013年09月21日(土)7:50 am

マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われたF1第13戦シンガポールGP、ケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデは初日19番手、シャルル・ピックは初日20番手だった。

【結果】F1第13戦シンガポールGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

■シャルル・ピック(フリー走行1回目22番手/フリー走行2回目20番手)
「フリー走行1回目はまずまずだったけど、もっとスピードを上げる必要があったのは明らかだった。セッションにおいて一番大きなバランスの問題がアンダーステアだったんだ。特に最初に2、3周したときのコーナー中間部でね。そしてブレーキをかけたときも簡単にフロントがロックしていた。セッションを通じて少しはよくなったけれど、最後の走行ではリアタイヤのパフォーマンスが落ちてしまったから、どこで改善を果たせたのかを判断するのは少し難しかったよ」

「フリー走行2回目では最初からクルマのバランスも少しよくなっていた。サーキットのグリップレベルが改善されていたこともあったけれど、タイムやクルマの感触からフリー走行1回目の後に施した変更が正しい方向へ向かっていたことはすぐに分かったよ」

「それでも、フロントはまだ決まっていなかったから、スーパーソフトでの最初の走行のときに別なメカニカル的変更を加えたんだ。熱は問題なく入れられたけれど、まだアンダーステアは残っていた。特にコーナーの中間に差し掛かるところではミディアムよりもひどかった」

「ロングランでのタイムはまずまずだったし、スーパーソフトのもちもかなりよかった。でも、いったん性能低下が始まると、かなり大きく落ちこんだから、それにうまく対応する必要がある。セッションの最後でミディアムを履いたときには攻めた走りをするチャンスが全然なかったんだ。だからそれについてはまた今夜調べる必要がある」

■ギド・ヴァン・デル・ガルデ(フリー走行1回目21番手/フリー走行2回目19番手)
「最初のセッションはそんなに悪くなかったよ。シャルル(ピック/チームメート)同様に僕も最初の2回の走行ではアンダーステアに悩まされたし、フロントタイヤには全然グリップが足りなかった。それに加速力の問題も抱えていて、フリー走行1回目ではそれを修正することができなかった。でも最後の走行のときに車高を変えてみたんだけど、それはかなり有効だったよ」

「フリー走行1回目の後でいくらか車高や、フロントキャンバー、そしてフロントのアンチロールバーの設定を変えてみたんだ。そうしたら最初の走行のときからフロントタイヤがうまく機能するようになった。フリー走行1回目のときに生じていたアンダーステアが、コーナー中間部ではオーバーステアに変わっていた。コーナーへの進入は問題なかったけど、コーナー中間でちょっとリアが流れてしまった」

「だからタイムアタックをするときにはフロントウイングにさらに変更を加えたよ。スーパーソフトのほうがだいぶ速いし、運転もしやすかった。スーパーソフトでの最初の周回はよかったと思う。少しばかりアンダーステアはあったけど、まったく大きな問題にはならなかった」

「セッションの最後にミディアムでかなり長い距離を走行したんだ。性能低下のレベルは問題なかったけれど、最後の周回のときに完全にくたびれてしまったから、そこでスーパーソフトに交換して最後のスティントに向かったよ。今日タイヤについて分かったことから、今夜の作業にはいくつか興味深い選択肢が与えられた。明日はもっと改善できると確信しているよ」

【写真】F1シンガポールGP金曜日(全30枚)

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