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フェラーリ、好結果を確信/F1シンガポールGPプレビューまとめ

2013年09月20日(金)11:39 am

フェラーリのフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサが、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われるF1第13戦シンガポールGP(9月22日決勝)に向けて意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ
「身体面でとてもキツいレースだよ。精神的にもね。夜間開催に加えて、週末の3日間で身体のリズムが微妙に狂うんだ。これだけミスが許されないレースも珍しい。でもコース自体は好きだよ。これまでの結果もすごくいい。5回出場して4回表彰台だからね。だから今回の週末も前向きな姿勢で取り組むつもりだ。再び好結果を出せると確信している」

「市街地コースだから大きなリスクを伴う要素があるのはしかたない。ミスの落とし穴はいつでも口を開けて待っているんだ。最終セクター、それも観客席をくぐる第18コーナーから第19コーナーにかけては、ほんとうに簡単にミスを犯してしまう。1周で一番注意が必要なところだよ。少し集中力を欠くだけでレースは終わってしまうからね」

フェリペ・マッサ
「シンガポールGPは1年の中でも一番身体に堪えるレースだ。その点では最強だよ。何せ限度ギリギリの2時間に達する最長レースなんだから。走るのは夜だけど、湿気がものすごい。速度が低くてコックピットに風が入りにくいので、たくさん汗をかく。何もかもひっくるめて、肉体的にも精神的にも一番過酷な戦いだね」

「夜間の走行は昼より見にくいのに、1周ずっとバリアのギリギリを走らなきゃならない。明かりの下は視界良好だけど、昼に日の光を受けて走るのとはワケが違う。そこがまた難しいところだ。でもまあ楽しいし、昼とは違った雰囲気が味わえる。F1ファンにとっては最高の見ものだよね。そして僕らドライバーにとっても、おもしろいレースだ」

「サーキットで、どの部分がより重要か、ひと口には特定できないな。どこもおろそかにはできない。あるコーナーでほんの小さなミスを犯しただけで、その代償は高くつくよ。長い1周、あらゆるコーナーで注意が必要だ。シンガポールの1周はモナコの2周に匹敵する。大切なのは正確な運転と安定性だね。特に予選では、すべてを完ぺきにまとめることが求められる」

「僕が思うに、シンガポールで勝つのはモナコ優勝より難しい。コース距離はモナコより長く、しかも複雑だ。何せ1周1分48秒台だからね。モナコはもっともっと短いよ」

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