F1へタイヤを供給するピレリが、第14戦韓国GP(10月6日決勝)、第15戦日本GP(10月13日決勝)、第16戦インドGP(10月27日決勝)へ持ち込むタイヤコンパウンドを発表した。
路面が滑りやすい韓国には、加速性能を高めるため、4種類のうちもっとも軟らかいスーパーソフトと、それよりも2段階硬いミディアムが持ち込まれる。
高速コーナーもあることでタイヤへの負担が大きくなる鈴鹿サーキットでの日本GPには、最も硬い組み合わせであるミディアムとハードが選択された。
テクニカルなコーナーが特徴になっているインドには、4種類のうち中間の2つ、ソフトとミディアムが選ばれた。
ピレリのF1ドライタイヤは、側面のロゴなどがコンパウンド別に塗り分けられており、赤がスーパーソフト、黄色がソフト、白がミディアム、オレンジがハードになっている。それぞれのレースに2種類のコンパウンドが持ち込まれ、決勝では雨用のタイヤを使わない限り、2種類両方を使うことが義務づけられる。