メルセデス・ベンツ日本は、プレミアムSUV「Mクラス」の装備内容を充実し、18日(水)に発売した。価格は「ML350 4マチック」が760万円、「ML350ブルーテック4マチック」が790万円、「ML63AMG」が1,510万円となる。
今回の変更では、全モデルに5つのミリ波レーダーセンサーと1つのカメラを用いて前方や左右後方の車両との衝突の危険を低減し安全運転をサポートする「レーダーセーフティパッケージ」と、駐車時や狭い道などで車両周囲の状況を4つのカメラによって俯瞰で確認できる「360°カメラシステム」を標準装備とし、安全性と利便性を大幅に向上。
これに加え、「ML350ブルーテック4マチック」では、アルミホイールが従来の18インチから19インチ5ツインスポークアルミホイールへ変更。また、「ML63AMG」にはボディーサイドにSUVらしいアクセントを加え乗降性を向上する「ステンレス製ランニングボード(ラバースタッド付)」が標準装備とされたほか、後席にもシートヒーターが追加装備された。
こうした装備の充実が図られながらも、価格は「ML350 4マチック」は従来モデル比10万円アップ、「ML63AMG」が同20万アップに抑えられたほか、「ML350ブルーテック4マチック」は従来モデルと同価格に据え置かれている。
なお、今回の変更に併せて「ML350 4マチック」および「ML350ブルーテック4マチック」に対応する「コンフォートパッケージ」、「ラグジュアリーパッケージ」、「AMGスポーツパッケージ」、「AMGエクスクルーシブパッケージ」の4種類のオプションパッケージの装備内容や価格についても統一化が図られた。
<「Mシリーズ」のモデル/エンジン/ハンドル位置/価格>
ML350 4マチック/3.5リッターV6直噴/右/760万円
ML350ブルーテック4マチック/3.0リッターV6直噴ターボ・ディーゼル/右/790万円
ML63AMG/5.5リッターV8直噴ツインターボ/右/1,510万円