マクラーレンは、今後ピレリのF1タイヤテストを行う「見込み」だと認めた。
F1第12戦イタリアGPが行われたモンツァで、レッドブルが、バルセロナに2011年型車を持ち込み、ピレリの2014年型のタイヤをテストすることが明らかになった。
レッドブルのテストは、チームのリザーブドライバーであるセバスチャン・ブエミと、2014年の加入が決まっているダニエル・リカルド(トロロッソ)がステアリングを握り、2日間で1000km走行する。
レッドブルの次はマクラーレンになりそうだ。「ピレリは規則通り、タイヤテストへの助力を求めて全チームに接触している」とマクラーレンのスポーティングディレクターであるサム・マイケルは13日(金)に『GMM』に語った。
「マクラーレンは、2011年車を使って、今後ピレリが行うテストを支援する見込みだが、現時点では、サーキットも日程も確定していない」とマイケルは付け加えている。
今年メルセデスAMGとフェラーリも同様のテストを行っていたが、メルセデスAMGは今季型マシンを使い、レースドライバーが走行を担当したことで、テスト禁止ルールに違反したと裁定され、若手テスト参加禁止のペナルティーを受けた。
しかし、マクラーレンの広報担当者は13日(金)に、マクラーレンが行うテストはまったく特別なものではなく、ルールにのっとって行い、機密ではないとしている。