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ザウバー、1年を通じてもっともタフなレース/F1シンガポールGPプレビューまとめ

2013年09月17日(火)15:06 pm

ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとエステバン・グティエレスが、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われるF1第13戦シンガポールGP(9月22日決勝)に向けて意気込みを語った。

ニコ・ヒュルケンベルグ
「シンガポールGPは1年を通じてもっともタフなレースなんだ。高温と多湿に加え、レースはいつも規定の2時間に及ぶ。サーキットはコーナーだらけでとても難しい。僕が好きなところは第1セクターから第2セクターの最初かな」

「決勝は夜間ということで、グランプリの週末はヨーロッパの時間帯を元にして過ごすんだ。現地入りしたら、睡眠時間を調節して身体のリズムを乱さないようにしなくちゃならない。夜のパドックって、何ともいえない独特の雰囲気に包まれるんだよね。F1カレンダーで唯一の本格夜間レースだし、シンガポールみたいな街のど真ん中でバトルするのは、本当にユニークだ」

「シンガポールは、いろんな意味で中核を成している都市だよ。金融の中心で、アジアとほかの地域を結ぶ交通拠点でもある。そんなところにサーキットがあるなんて最高だ。大都会で世界的なスポーツ・イベントの開催は、とてつもない業務が伴う。主催者をはじめ、レース運営にかかわる人たちの苦労は相当なものだと思うよ」

エステバン・グティエレス
「シンガポールGPは一種独特なレースだ。会場の雰囲気も興奮度も特別なものがあるね。理由として、夜間レースであること、都会の中心がレース会場になっていること、観客が素晴らしいことがあげられる」

「シンガポールはドライバーの体力を試す、難しいサーキットだ。湿度がすごく高くて、そのぶん酸素が少ない。そこがキツいんだ。ただ、僕自身は暑いコンディションのレースはへっちゃらさ。かけ出しドライバーのころ、気温45℃に達するメキシコで戦った経験が生きている。ただし、シンガポールが違うところは湿気だ。集中力の維持が大変だよ。そこで重要なのが準備さ。でも特にこれといって練習や何かをするのは不可能だ」

「そこで僕は、いつもより少し早めに現地入りするようにしている。サーキットは僕のお気に入りだ。コーナーが多くて距離が長いから、その分たくさん楽しめる。以前一番好きだったのは左・右・左と曲がる複合カーブのシンガポール・スリングだったけど、今年は中速の長いコーナーに変えられちゃったよ」

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