電気自動車(EV)によるフォーミュラカーレース、フォーミュラEが10日(火)、フランクフルトモーターショーでニューマシンのSRT_01Eを発表した。
【写真】フォーミュラE「スパーク・ルノーSRT_01E」(全15枚)
EVのF1とも呼ばれるフォーミュラEは、2014年に始まる予定ですでにベルリン、バンコク、北京、ブエノスアイレス、ロンドン、ロサンゼルス、マイアミ、プトラジャヤ、リオデジャネイロ、ローマでの開催が決まっている。
スパーク・ルノーSRT_01Eと名付けられたマシンのシャシーは、イタリアのダラーラ製。カーボンファイバーとアルミニウムによって製造され、統括団体FIA(国際自動車連盟)の2014年安全基準に合格している。追い抜きがしやすくなるような空力デザインが採用された。
電気モーター、ギアボックス、電気システムはマクラーレン・エレクトロニクス・システムが供給。ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングがバッテリーとバッテリー管理システムの設計と供給を担当。そしてルノーがシステム全体の監督、パフォーマンスの最適化、パワートレインの安全管理を行うテクニカルパートナーになっており、F1に関連した企業が多く参加している。