『Speedweek(スピードウィーク)』によると、ピレリと非公式のタイヤテストを行う次のチームは、マクラーレンになるようだ。
レッドブルが今週、バルセロナでピレリと2日間にわたって2014年F1タイヤのテストを行うことが8日(日)、明らかになった。このテストでは、レッドブルの2011年型車を使い、1,000キロを走破する予定だ。
「タイヤは真っ黒で印が何も入っていないものを予定している」とピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは語った。
「よって、どの種類のタイヤをテストしているか、レッドブル側にはわからないはずだ」
今年、ピレリが秘密裏にメルセデスAMGとタイヤテストを行ったいわゆる「テストゲート」は記憶に新しい。これを受け、ピレリが今後もチームと個別テストを継続する条件のひとつに、ほかの全チームに対しても似たような機会を設けることが盛り込まれていると見られる。
フォース・インディアのCOOであるオットマー・サフナウアーは、ピレリ側からテストの打診があったことを否定しているが、ヘンベリーは「すべてのチームに声をかけた」と主張している。
さらに、「ほかにも関心を示したチームがいたが、まだ日程は決まっていない」と付け加えた。
『Speedweek(スピードウィーク)』の記者マティアス・ブルナーは、ピレリの申し出を受諾したチームはマクラーレンであるとしている。