2013年シーズン終了直後に、セルゲイ・シロトキンはザウバーの2011年型車でF1テストに挑むことになる。
シロトキンはまだ10代のロシア人ドライバーだが、今週末のF1イタリアGP(9月8日決勝)に姿を見せており、ザウバーのチーム代表モニシャ・カルテンボーンは、10月末に2年前のクルマでシロトキンを走らせることを5日(木)に明かした。
フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』は、シロトキンのテストプログラムには2011年型車での10日から15日間の走行が含まれると報じているが、ザウバーあるいはフェラーリのクルマになるのかは明かしていない。
18歳のシロトキンは、まずはF1のスーパーライセンスが必要だと話している。
「自分が何をしなきゃいけないのかはよく知らないんだけど、うまくやらなきゃいけないってことは分かっている」
「きっとうまくいくと思っているよ」
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』 がカルテンボーンの発言を伝えている。「シロトキンのフィジカル面を整えなければなりませんので、2011年型でのテストを決めました」
「日程とサーキットは未定ですが、今シーズン終了後すぐにテストをすることになるでしょう」
「シミュレーターでの作業も予定していますが、日程と場所はまだ決まっていません」
シロトキンは、2014年のチームメートは分からないとモンツァで話した。
「今はこの事について話すときだと思えない」
「僕はモスクワで2014年の契約にサインした。だから、すべて予定通りに進んでいるよ」