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ザウバー「見た目ほど簡単じゃない」/F1イタリアGPプレビューまとめ

2013年09月02日(月)6:39 am

ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとエステバン・グティエレスが、モンツァ・サーキットで行われるF1第12戦イタリアGP(9月8日決勝)に向けて意気込みを語った。

ニコ・ヒュルケンベルグ
「モンツァは歴史あるサーキットだよね。それにシーズン中の本格的な超高速サーキットはここだけといっていい。2009年にモンツァでGP2タイトルを取った時のことは今でも覚えているよ。日曜午前のレースでチャンピオンになったんだ」

「モンツァは低ダウンフォース仕様のマシンでないと走れない。それでも、時速340kmからシケインに向けて時速60kmまで減速するときの挙動は何ともいえず制御しづらいね。サーキットの雰囲気はいいよ。モンツァ公園の中に位置しているんだ。情熱的なイタリアのファンがスクーデリア・フェラーリを応援する様子は、走っていても楽しくなる。レイアウトはシンプルだけど、見た目ほど簡単じゃない。的確な運転を要求される箇所もあるし、シケインだってある。縁石の処理はミスが許されない」

エステバン・グティエレス
「モンツァは素晴らしいコースだ。それに、スパ(ベルギーGP開催地)とは全然違う。そのことは頭に入れておく必要があるね。スパのようなサーキットは忘れて、運転スタイルから戦略、マシンのセットアップまでモンツァに合わせなければならない。低速コーナーでの安定性が重要だけれど、残念なことに今の僕たちはこうしたタイプのサーキットを苦手としている。厳しい週末になるだろう。だから、苦手なところに重点を置いて、それを克服するようがんばらないとね」

「モンツァで一番好きなところは、左・右・左とコーナーが連続するアスカリ・カーブだ。あの速さといったらものすごいよ。ライン取りがシビアだ。縁石や路面の凸凹にも素早く対応しなければならない。でも、それが楽しいんだ。マシンのペースは悪くない。ただ、それを生かすには正しい戦略が必要だ。モンツァにはいい思い出がある。フォーミュラBMWとGP3のタイトル決めたサーキットなんだ。GP3でポールポジションを決めたラップのことはよく覚えているよ。あれで4ポイントをもらえたのが効いて、そのままチャンピオンになれたんだ。僕にとって特筆すべき出来事だった」

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