ジェンソン・バトン(マクラーレン)が2014年ドライバー市場に打って出る? 本人はさらっと受け流すが、果たして真相はいかに。
2009年のF1世界王者であるバトン。F1第11戦ベルギーGP開幕直前の22日(木)、スパ・フランコルシャンに現れたバトンは、居並ぶマスコミに向かって、チーム代表のマーティン・ウィットマーシュがいまだ契約オプションを行使してくれないと発言。しかし後になって、そんな話をしたのはただの出来心だったと話している。
ところがバトンのコメントは、いつしかレッドブルあるいはフェラーリの2014年シート取りに名乗り出た、などといったうわさ話に発展した。
「僕はただ彼(ウィットマーシュ)を困らせてやろうと思っただけだ」と、バトンはイギリス『Daily Mail(デイリー・メール)』紙に話す。
「あの発言はないよね。本当にまずかった。あれは単なる事実で、それ以上でも以下でもない」
「今はチームに逆風が吹いているが、いずれは運が味方するはずだ。このチームに所属できてすごく幸せだよ。自分が自分でいられるんだ。このチームで、仕事はまだまだ残っている」
「僕の将来はマクラーレンで決まりだよ」と語るバトンだった。