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ザウバーとフェラーリ、間もなく新エンジン契約の締結か

2013年08月27日(火)8:15 am

フェラーリ代表ステファノ・ドメニカリが25日(日)、F1第11戦ベルギーGPで語ったところによると、ザウバーは2週間後のF1第12戦イタリアGPにも新しいエンジン契約を発表する可能性があるという。

「知ってのとおり、我々はザウバーへのエンジン供給を維持したい」と、ロシアのウェブサイト『f1news.ru』で語るドメニカリ。「なので、近々すべての手続きを終えたいと思っている」

ここ数週間の報道からは、資金的に苦しいザウバーとフェラーリの関係は暗礁に乗り上げた印象を受ける。現在、供給されている自然吸気V8エンジンの代金が支払われていないためだ。

しかしどうやら、チーム救済のため提携を結んだロシアのパートナーから最初の資金が投下されたようなのだ。

ザウバーの2014年エンジン契約が来たるイタリアGPで発表される可能性を質問されたドメニカリは、こう答えている。「そう望んでいるよ」

ザウバー代表のモニシャ・カルテンボーンも同意見だ。「そうね。交渉に問題は見当たらないし、ごく近い将来、合意に至ることを願っているわ」

カルテンボーンにも同じくイタリアGPでエンジン契約発表の可能性があるかと質問したところ、「もちろん」と答えた。

「(フェラーリ以外の)選択肢は一度だって頭の中になかった。今後もそのつもりはないわ」

カルテンボーンは、新たなV6ターボエンジン時代を迎える2014年以降、ザウバーとフェラーリの関係をより強固にする意向を示した。

「それが互いにメリットとなるならね」

「以前から密接にかかわって仕事をしてきたけれど、双方とも、関係強化に向けて準備は整ったと思う。互いをよく知っているしね。今後の展開を見守っていくわ」

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