ケータハム、ヴァン・デル・ガルデが16位／F1ベルギーGP日曜まとめ
スパ・フランコルシャン・サーキットで行われたF1第11戦ベルギーGP、ケータハムのシャルル・ピックはリタイア、ギド・ヴァン・デル・ガルデは16位だった。
【結果】F1ベルギーGP決勝、優勝ドライバーのタイム、2位以下はタイム差、周回数、ピット回数
■シャルル・ピック（リタイア）
「オプションタイヤでスタートして、スタートも1周目も全く問題なかった。チルトン（マックス・チルトン／マルシャ）とビアンキ（ジュール・ビアンキ／マルシャ）を追い抜いて8周目にはチームメイトに追いつくことができたんだけど、その後でオイル漏れのためにピットインの指示が出たんだ。使い始めたばかりの新しいエンジンを傷めたくなかったから、その時点でエンジンを切ったよ」
「レースにはこんな事も時々あるよ。金・土曜日といいペースで、マシンのバランスも良く、改善もできていた。なのに今日は全くプラン通りに事が運ばないっていう具合にね。でも落ち込んでなんかいないよ。モンツァ（F1イタリアGP／9月8日決勝）でまたチャンスがあるから2週間でライバルたちに差をつけて必ず反撃する」
■ギド・ヴァン・デル・ガルデ（16位）
「スタートは良かった。第1コーナーに入る時もスペースがあったし、2周目の中盤まで14位をキープしていたんだ、でもそれ以降は後方スタートだった何台かを抑え続けるのは無理だったんだ。現実的にそうなるのは分かっていたから、ビアンキ（ジュール・ビアンキ／マルシャ）とチルトン（マックス・チルトン／マルシャ）の2台を引き離すことに集中して、レースを作戦通りに運ぶだけの差を作ったんだ」
「ミディアムタイヤでスタートしたんだけど、うまく使うことができたと思うよ。15周目でピットインして、ハードタイヤに履き替えた後19位でコースに戻った。そのタイヤは26周目位まで良かったけど、その後リアが滑り始めたからもう3周引っ張ってから29周目で2度目のピットストップをしたんだ」
「最終スティントもハードタイヤにして、その時点ではマルシャの2台をずいぶん引き離していたから、マルドナード（パストール・マルドナード／ウィリアムズ）と最後まで16位を賭けたいいバトルをしたよ。順位をキープするためにできる限り攻めまくった」
「全体的にはとても良い週末だったと思うよ。今日雨が降っていたらどうなったかなと考えると面白いけど、僕の実質的なホームグランプリでの初レースで、マシンの力を最大限に引き出す事はできた。土曜日も予選であれだけ前に出ることができて信じられないような気持ちだったし、チームやパートナー、ファンの皆を喜ばすことができてうれしいよ。この先のレースでもまたチャンスがあれば同じような結果を出せるようにしなくてはいけないね」
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