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フェラーリ、運に見放される/F1ベルギーGP土曜まとめ

2013年08月25日(日)3:52 am

スパ・フランコルシャン・サーキットで行われたF1第11戦ベルギーGP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは予選9番手、フェリペ・マッサは予選10番手だった。

【結果】F1第11戦ベルギーGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など

■フェルナンド・アロンソ(フリー走行3回目2番手/予選9番手)
「9番手と10番手という結果に終わったときは、明らかに何かが間違った方向へ進んでいる。それが具体的に何だったのかは、データを分析することだけが教えてくれるんだ。特に、最近のレースと比べてクルマに最も競争力があるときはね。その理由のひとつに、ここへ持ち込んだ改良がある。僕たちが問題を抱えていることが明らかだった7月中旬から、ずっとこの改良に取り組んできたんだ」

「今日は運も重要なカギを握っていた。僕たちは完全に見放されたよ。もしQ3のときに現れた雲がセッション終了間際に動いたりしなかったら、そのとき下の方にいた人たちが上位へ躍り出ることはなかったんだけどな」

「もうひとつは、最初のラップでスピンしてしまったこと。あのミスひとつが命取りになった。次のラップでも、同じターン14でミスをしてしまった。3秒もタイムを縮めていたんだけどな」

「決勝にはそこそこ自信があるよ。天気が変わりやすいということは、何が起きてもおかしくないってことだし、スタートしたときの順位のままフィニッシュする保証はどこにもない。もちろん、順位をたくさん上げなきゃいけないことに変わりはないけど、今の僕たちは少なくともライバルたちとの差を縮めたし、ドライで競争力を発揮できることも分かっている。実際にそれをQ2で目にしたし、Q1のウエットとドライが混ざり合ったコンディションでも確認できた。唯一、雨だけが大きな不確定要素になる。 今週末、コースの隅々まで完全にぬれている状況でまだ走っていないからね」

■フェリペ・マッサ(フリー走行3回目5番手/予選10番手)
「天気がとても変わりやすいとき、適切な判断を適切なタイミングで下すことがいかに難しいかを僕は十分に理解している。とは言え、この予選結果には、かなりがっかりだね」

「Q3はまず、(ソフト側タイヤの)ミディアムでコースに出た。そうしたら雨が降ってきたんだ。そのとき、僕には選択肢がふたつあった。燃料を補給し、新品のインターミディエイトにはき替えるためにピットへ戻ること、もしくはタイヤ交換のみを行うことのどちらかだった。僕は後者を選んだ。路面がベストの状態にあったから、恩恵を受けられるんじゃないかって期待していたからね。それに、良いタイムを出すチャンスは1回しかないだろうことはわかっていた」

「でも、残念ながらこの選択は報われなかった。雨は次第に弱まり、セッションの終わりごろになると、ほかのクルマは改善された路面コンディションで走っていた。僕たちのクルマには週末を通じてとても競争力があっただけに、本当に残念だよ。でも、今日の僕たちは、完全に運から見放されていた。明日は良い位置からのスタートではないけど、レースは長いし何が起こるかわからない。僕のペース自体は良いから、前のクルマを追い抜いてたくさんのポイントを持ち帰りたいね」

【写真】F1ベルギーGP土曜日(全30枚)

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