ケータハムのシャルル・ピックとギド・ヴァン・デル・ガルデが、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われるF1第11戦ベルギーGP(8月25日決勝)に向けて意気込みを語った。
シャルル・ピック
「フランスで家族とともにいい休日を過ごしたよ。再充電するのはいいことだし、シーズン後半では7レースが(ヨーロッパ以外への)遠征になるからなおのことね。でも、もうレースに戻る準備は整っているよ」
「ヨーロッパでの最後から2番目のレースとなるスパは、伝統的なグランプリのひとつだし、サーキットにも多くの歴史がある。それがどういうものだったか振り返ってみればよく分かるよ! 最近ではコースも短くされているし、より安全にもなっている。それでもF1カーで走るのはすごくいい挑戦だよ。たとえ天候がどうなろうとね!」
「金曜日と土曜日の午前中に技術的に注力しなくてはならないのは、レ・コームに向かうときのような高速区間で求められる純粋なスピードと、第2区間を攻めるときに求められるダウンフォースとのバランスをうまくとることだ。プーオンのようなコーナーを駆け抜けるときは、うまくクルマのセットアップができていればすごく速く走れるからね。正しいバランスがとれて、スパで速いラップを刻めたときはすごく満足感があるよ。それはコックピットに座るドライバーにとっても、オー・ルージュのようなコーナーを駆け抜けるクルマを見ているファンにとってもそうだし、それこそがF1って感じだよ」
ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「8月の休みの間はかなり忙しかったよ。僕は理学療法士と一緒にバレンシアでしばらく過ごしたんだ。トレーニングプログラムを継続するためにね。それからイタリアに渡って、何日か完全にレースから離れて休日を過ごしたよ。でも、もうスパでの仕事に戻るときだ」
「正直に言って、シーズンが始まったころから、スパでF1のレースをすることをワクワクしながら待っていたんだ。実際のところ、これまでの人生の間、ずっとそれを楽しみにしていたよ! 最近ではF1オランダGPは開催されていないから、ベルギーGPが家から一番近いところでのレースになるし、サーキット中で(オランダのシンボルカラーである)オレンジ色の旗が振られて、週末を通じて僕やチームに対する応援が行われることになるよ」
「上位を争えるような位置にいないことは分かっているけれど、直接的なライバルたちには勝てるようにできる限りハードに攻めていくよ。ハンガリーでのレース(第10戦)の後で、いい形でシーズン後半をスタートできるという自信ができたし、スパに来てくれるファンのためにいいレースができると思う。待ちきれないよ!」