フェラーリ史上最強のV8NAエンジン搭載「458スペチアーレ」

2013年08月21日(水)11:52 am

フェラーリが20日(水)、「458イタリア」のスペシャルバージョン「458スペチアーレ」をフランクフルト・モーターショー(一般公開日:9月14日~22日)で世界初公開すると発表した。

【写真】フェラーリ「458スペチアーレ」(全7枚)

458スペチアーレは、458イタリアの「パワートレイン、エアロダイナミクス、そして運動性能をさらに強化」したモデル。フェラーリ側も「まったく新しい、妥協のない最新のスポーツカーコンセプト」に仕上がったと自信を見せる。

搭載されるエンジンは、4.5リッターの自然吸気V8気筒エンジン。最大出力は、458イタリアから30CVアップの605CV。リッターあたり135CVを実現しており、フェラーリ史上最強の自然吸気V8エンジンになったほか、自然吸気の車両用エンジンとしては最高の数値だという。

この結果、パワーウエートレシオは2.13kg/CVとなり、100km/h加速はわずか3.0秒(0-200km/hは9.1秒)、フィオラノ・サーキットでのラップタイムは1分23秒5を記録したという。

また、エアロダイナミクス面ではピニンファリーナと協力し、リアとフロント両方に可変エアロダイナミクスを搭載。現行車両の中では、フェラーリ史上もっとも空気力学的効率に優れたものとなった。

サイドスリップ・アングル・コントロール(SSC)と呼ばれるコントロールシステムがF1-トラクション・コントロールと統合してトルク管理を行い、左右ホイール間のトルク配分についてもE-Diff電子式ディファレンシャルと統合しながら最適化。これにより、限界域でのコントロール性能も向上している。

タイヤは、458スペチアーレ用に改良された「ミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2」を装着。サーキット1周のタイムアタックにおける性能はもちろんのこと、連続周回におけるコンスタント・ラップタイムも向上し、ウエットコンディションでも最大限のグリップを発揮する。

<フェラーリ「458スペチアーレ」主要諸元>
エンジン

形式:90度V8
総排気量:4,495cm3
最高出力:605CV/9,000rpm
最大トルク:540Nm/6,000rpm

重量
乾燥重量:1,290kg
パワーウェイトレシオ:2.13kg/CV

パフォーマンス
0-100km/h加速:3.0秒
0-200km/h加速:9.1秒
フィオラーノ・ラップタイム:1分23秒5

CO2 排出(ECE+EUDC複合サイクル)
CO2 排出量**:275gr/km
** HELEシステム搭載

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