今年ウィリアムズからF1デビューを果たしたバルテリ・ボッタス。彼のマネジャーである元F1チャンピオン、ミカ・ハッキネンは、ボッタスの将来に向けて足固めに「ほん走」する毎日だ。
ボッタスは23歳のフィンランド人。せっかく名門ウィリアムズからデビューしたが、運悪くチームの戦闘力は下降を続けている。
今のところ唯一ポイントを上げているのは、チームメートでベネズエラの国営石油会社PDVSAをスポンサーに持つパストール・マルドナードだ。
このほどGP2のチーム、ロシアン・タイムと業務提携したウィリアムズは、来季、マルドナードにロシア人ドライバーを組ませるかもしれないといううわさだ。
2014年のボッタスの計画についてハッキネンは、次のように語っている。「多くの面で最良の環境をバルテリに与えてやろうとがんばっているよ」
「活躍ぶりは素晴らしいと思う。何も心配はいらないよ」と、ロシア『Championat(チャンピオナート)』に話すハッキネン。
ボッタス本人は、チームの不調で今年は自分の本領を発揮できていないと、次のように心境を打ち明けている。
「間違いなく足を引っ張られているよね」
「安定してトップ10を争っていれば、もうちょっと自分の実力をみんなに見てもらえるんだけどさ」
「自分自身でシーズン前半の出来はそれほど悪くなかったと思うよ」