フェラーリの広報責任者であるレナート・ビジニャーニが、現在マニ-クールで行っているF1テストについて説明した。
フェラーリは現在、3日間の日程でF1テストを実施。このテストについては、メルセデスAMGが5月に行って大きな非難を受け、「テストゲート」という表現さえ使われることとなったものと同様のものではないかとの見方もあったが、ビジニャーニはこれを否定している。
「我々は2日間にわたり、2011年仕様のクルマとピレリのデモンストレーション用タイヤを使ってテストしている」と説明したビジニャーニはさらに次のように続けた。
「FIA(国際自動車連盟/F1統括団体)には事前にすべての詳細事項を連絡してあるし、(フェラーリでは)テストを実行できる条件を満たしている」
ビジニャーニは、そのテストの主要な目的は「シミュレーターのいくつかの新しいプログラムのためのデータ」を収集することだったと付け加えている。