フェラーリが、かつてF1フランスGPの開催地であったマニ-クールにおいて3日間のF1テストを開始した。
イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙が伝えたところによれば、テストは2011年仕様のF1カーで、シミュレーター開発担当ドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサによって行われているという。
『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、そのテストはF1の公式タイヤサプライヤーであるピレリとの共同テストではなく、フェラーリのプライベートテストとして行われているもので、メルセデスAMGが5月にバルセロナで今季型F1カーを用いて、大きな非難を受けることになったようなものではないと報じている。記事によれば、フェラーリがテストで用いているのはピレリのデモンストレーション用タイヤだということだ。
一方、スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』は、フェラーリはテストで風洞とシミュレーター、そして実際のサーキットとの相互関係性を改善するための作業を行っていると報じている。