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ピレリ、ミシュランとのタイヤ戦争を心配せず

2013年07月30日(火)11:36 am

ピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは、来シーズンのF1タイヤサプライヤーの座をかけて、ミシュランとホイール・トゥー・ホイールのバトルになるかもしれないとの報道を一蹴した。

フランスのタイヤメーカー、ミシュランが今週半ばにF1関連の発表を計画していると伝えられている。ブリヂストンとのタイヤ戦争を機に、2006年シーズンをもってF1から撤退したミシュランには、F1統括団体FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長の後ろ盾があると言われている。

ミシュランは、F1復帰に向けて競争が激化する状況を望んでいると予想されるが、一方のピレリは、コスト削減を狙った現行のワンメイクルールに満足しているようだ。

ミシュランの報道が気になるかと『f1news.ru』に聞かれたヘンベリーは、次のように述べた。

「私たちは各チームと契約を結んでいるが、規則はタイヤメーカー間の競争を認めていない」

「私どもは、自分たちの仕事を行っている」

2013年シーズン以降もF1の単独タイヤサプライヤーを目指すピレリはいま、新たに複数年契約を取り付けるために正念場を迎えている。

ヘンベリーは最後にこう結論づけた。

「もし規則が変わるなら、そういう話が私たちへされるだろう」

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