フェラーリが、ロータスのテクニカルディレクターであったジェームス・アリソンの残余契約期間を買い取ることになったようだとフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙が報じている。
最近、アリソンがフェラーリに加入するとの報道が流れた。
これを受けて、フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙の記者、ルイス・バスコンセロスとヘイキ・クルタは、2015年からマクラーレンへのエンジン供給メーカーとしてF1復帰を果たすホンダが、まずそのためのテストカーを製造するためにアリソン獲得を目指し、両者は合意寸前まで行っていたと書いた。
だが、マクラーレンがこのホンダのテストカーに関する「意向を支持しなかった」ことにより、アリソンは再び、かつて2000年から2005年まで所属していたフェラーリのほうへ目を向けたのだとしている。
『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』は、「アリソンは秋を迎えるころにも(フェラーリで)仕事を始めるだろうと考えられており」、パット・フライやニコラス・トンバジスとともに働くことになる、と付け加えている。