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NASCAR転向も視野に入れるセナ

2013年07月18日(木)15:32 pm

伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナのおいであり、昨年までウィリアムズに所属していたブルーノ・セナの次の舞台はアメリカになるかもしれない。

2010年から昨年にかけてHRT、ルノー、そしてウィリアムズとF1の世界をわたり歩いたセナだが、今年は世界耐久選手権(WEC)にアストンマーチンからフル参戦している。

だが、現在29歳のセナは、ブラジルの『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』に対し、2014年シーズンのことはまだ決まっていない、と次のように語った。

「アストンマーチンで続けることも、いい選択肢のひとつとしてある」

「でも、NASCARでもテストしてみたいと思っているんだ。すでに今年の初めに行うはずだったんだけどね」

「これからいくつか話し合いを持って、何が今後に向けてベストなのかを考えることになる。(WEC以外にも)インディカーやストックカー、そしてNASCARという選択肢もある」

「開かれているドアはたくさんあるよ」とセナは付け加えた。

また、セナは今年参戦しているWECについては楽しんでいる、と次のように語った。

「雰囲気はとてもリラックスしているし、心地いいよ。F1ではみんなほかのドライバーを殺したいと思っているけどね」

しかし、セナはチームメートだったアラン・シモンセンが今年のル・マン24時間レースでクラッシュして死亡したことで、安全性に関する心配があることを認め、次のように続けた。

「このカテゴリーは危険なんだ。でも、そういうリスクを負っていることは誰もが知っていることだ」

セナに言わせれば、ル・マンは特に危険だという。

「あのサーキットはとてもスピードが出る。特性によってね。コースを飛び出しやすいんだ」

「あそこでレースをすることは最高レベルのリスクを伴うものだよ」とセナは語った。

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