ケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデが、チームはすでに来シーズンに目を向けていると語った。
『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙によれば、17日(水)から始まったシルバーストンでのテストでヴァン・デル・ガルデは、ピレリが新たに用意した新仕様のタイヤを3日目の19日(金)にテストすることになっている。
だが、今年ケータハムからF1デビューを飾った新人ドライバーのヴァン・デル・ガルデは、「チームはもう来シーズンのほうへ目を向けている」ことを明らかにした。
そのためヴァン・デル・ガルデは、レースドライバーがピレリの新しいタイヤを試すことがテストの主たる目的になる、と次のように語った。
「チームメートのシャルル・ピックや僕にとって、重要なことはタイヤがどんな感じなのかを確かめることだ。多分、硬めのコンパウンドが採用されていて、これまでよりも長持ちすると思う」
ケータハムは今季、苦しい状況に追い込まれている。保守的すぎたクルマによって出だしでつまずいてしまい、現在は唯一の直接的ライバルであるマルシャと最下位脱出に向けた争いを繰り広げている状況だ。
ヴァン・デル・ガルデもこうした現状について、次のように続けた。
「今シーズンはもう、あまり得られるものはないよ」
「僕たちはマルシャとの戦いに集中しなくてはならない。もうそれ以外のチームとの差を縮めることはできないだろうからね」