ウィリアムズ、若手F1テストのドライバーを発表
ウィリアムズは、今週17日（水）から19日（金）にかけてシルバーストンで開催される若手ドライバーF1テストにおいて、女性テストドライバーのスージー・ヴォルフと、期待の新星と目されているダニエル・フンカデラが参加すると発表した。
また、このテストにはF1第9戦ドイツGP後に行われたテストルールの見直しによって、レースドライバーによるタイヤテストが認められることになったため、ウィリアムズではパストール・マルドナードがタイヤ評価を担当する。3日間のテストのうち、1日がマルドナードによるピレリのタイヤテストに充てられ、ヴォルフとフンカデラもそれぞれ1日ずつウィリアムズの今季型車であるFW35でのテストドライブを行うことになる。
若手ドライバーテストへの参加に向け、ヴォルフとフンカデラは次のようにコメントしている。
スージー・ヴォルフ
「私にとっては素晴らしいチャンスとなります。ですから、最高の仕事ができるようそれに備えなくてはなりません。大きな挑戦になるでしょうが、一番大切なことは堅実かつ一貫性のある仕事をこなし、チームに有益なフィードバックを行うことです。それにより、私がこのようなテストを全うできるレベルにあることを証明することができますからね」
「私の作業はほとんどがシミュレーターでのものですから、（実走行でのテストは）私にとって非常に重要です。コース上でのクルマがどんな感じなのか、そしてそれがシミュレーターとどのような相関関係にあるのかということをよりよく理解できるでしょうし、それは今後のシミュレーターでの開発作業の助けになると思います」
ダニエル・フンカデラ
「僕にとっては大きなチャンスだし、チームの手助けができることを願っている。F1カーを運転できるチャンスはそうそうあるわけではないから、若いドライバーにとっては重要なテストだ。2012年のF3ユーロシリーズでチャンピオンとなったときに、そのご褒美として初めてF1カーを体験したことがある。そのときは2009年型のクルマだったけれど、今回は本物だ。テスト全部で現在のF1カーをドライブできるんだからね」
「チームと親しむために数日をファクトリーで過ごしたけど、すっかり慣れたよ。ウィリアムズは素晴らしい歴史を持っているし、何人もの偉大なドライバーがレースをしたチームで走るチャンスを得られたことは、いっそう特別なことだ」
