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F1若手ドライバーテストにライコネンが参加

2013年07月12日(金)22:37 pm

17日(水)から3日間シルバーストンで行われる若手ドライバーテストに、ロータスからは開発ドライバーのニコラ・プロストとサードドライバーのダビデ・バルセッキに加え、レースドライバーのキミ・ライコネンも参加することが発表された。

本来はF1出走経験が2戦以下の若手ドライバー向けテストだが、F1第8戦イギリスGPで起きたピレリタイヤの問題を受けて、レースドライバーも新たに導入されるタイヤのテストに限って参加できるようになった。

ロータスでは、17日にプロスト、18日(木)にバルセッキ、19日(金)にライコネンが担当する。プロストとバルセッキは、ともに昨年の若手ドライバーテストに参加しており、バルセッキは今年のシーズン前テストで半日担当して、今季型車E21での走行経験がある。

エリック・ブーリエ(チーム代表)
「今シーズンの若手ドライバーテストが1年の半ばに予定されているのは、非常にいいタイミングだ。チャンピオン争いが白熱するなか、E21の新パーツをさらに評価することができる。珍しいことに、イギリスは最近、非常に良い天候に恵まれているので、3日間にわたっていい走行ができると期待している」

「ニコラとダビデを走らせることで、有益な経験を積ませるとともに、素晴らしいフィードバックも得られる。すでにマシンに乗り込んだ際の2人の仕事ぶりは目にしており、彼らからの貴重な情報を高く評価している。また、F1ファンにとっても、シルバーストンでチームの活動を見られる2度目の素晴らしいチャンスだ」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションズディレクター)
「興味深いテストになるだろう。3日間にわたってさまざまな計画を立ててある。言うまでもないが、3人のドライバーが可能な限り長くコース上で過ごせるようにし、同時に最新の改良パーツも評価したい。3日目の目的は、今シーズン最大の問題が起きた同じコースで、最近施されたタイヤの変更点をピレリが理解する手助けをすることだ」

「ニコとダビデにとっては、学習し成長するチャンスであり、チームにとっては、E21の最新の開発パーツに磨きをかける貴重な機会となる。キミも走ることができる。キミをはじめほかのレースドライバーも、ピレリのためにタイヤをテストすることが許可された。この走行で、次戦のハンガリーに向かう前にタイヤに対する理解をチームが深めることで、彼にもロマン(グロージャン)にも利益となるだろう」

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