F1初の3世代にわたるドライバーズ・タイトル獲得が期待されていたジョシュ・ヒルが、モータースポーツから引退した。
ジョシュは、1996年にウィリアムズで世界チャピオンになったデイモンの息子。デイモン自身も、1962年(BRM)と1968年(ロータス)にF1を制した故グレアムを父に持つ。
祖父グレアムは、モータースポーツ以外にボート競技で有名な存在だった。ジョシュもまた、今年のヨーロッパF3選手権で名門ロンドン・ローイング・クラブのカラーをモチーフにしたヘルメットを被っていた。
声明の一部には、こうある。「100%この身を捧げることができなければ、私は戦いたくない」
父デイモンは、我が子の決意を尊重しながらも「いささか寂しい」と、心情を明かした。それでも、「いつもどおり、私は彼を全面的に支持する」としている。