ウィリアムズの女性テストドライバーであるスージー・ヴォルフは、来週シルバーストンでF1デビューを果たす可能性が高いことを認めた。
スージーが17日(水)から3日間にわたってシルバーストンで行われる若手ドライバーF1テストに参加するのはほぼ間違いないと以前から伝えられてきた。
メルセデスAMGの役員であり、ウィリアムズの株主でもある夫のトト・ヴォルフがドイツのテレビ局『Sky(スカイ)』に対し、「まだ正式に決まったわけではないけど、そうだ」と明かしていた。
スージー本人も、「チームがタイヤを何セット用意するのか、まだはっきりわからないけど、わたしの準備は万端よ。少なくとも1日は走行できることを期待しているわ」と話している。
「とてもハッピーよ。大きな挑戦だし、準備も整っている。ベストを尽くすつもりだし、それが十分だといいんだけど」とDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦経験があるスージーは語った。F1デビューに備え、スージーは首の筋肉の強化に努めてきた。いまではその成果が目ではっきり見てとれるほどだと言う。
メルセデスAMGがシルバーストンで行われる若手テストへの参加禁止処分を受けているため、トトは純粋に妻の勇姿を見にシルバーストンへ足を運ぶ予定だ。