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ケータハム、2台とも完走/F1ドイツGP日曜まとめ

2013年07月08日(月)9:37 am

ニュルブルクリンクで行われたF1第9戦ドイツGP、ケーターハムのシャルル・ピックは17位、ギド・ヴァン・デル・ガルデは18位だった。

【結果】F1第9戦ドイツGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はタイム差、周回数、ピット回数

■シャルル・ピック(17位)
「スタートは悪くなかった。チルトン(マックス・チルトン/マルシャ)を追い抜いたけど、1コーナーで激しいブレーキングをしなくてはならず、そのあとすぐに右フロントから大きな振動が起きた。僕たちはいつも、かなり早めにピットストップを行うから、あまり戦略を変更する必要はなかった。4周目の終わりにピットに入り、プライム(ミディアムタイヤ)に替えたんだ」

「第2スティントでは、タイヤのデグラデーションレベルが良かった。マルシャのピットストップをマークするために、もっと早い時点でピットストップを行う予定だったけど、タイヤのパフォーマンスが良かったから、長くコース上にとどまることができた。今回やっと、セーフティーカーのタイミングに恵まれた。再びピットストップを行って、2セット目のミディアムタイヤに交換できた」

「チームメート(ギド・ヴァン・デル・ガルデ)の後ろの17番手でコース上に戻ったんだ。セーフティーカーによって作戦を変更したから、35周目にスローパンクチャーが起きて予定外のピットストップをしなければならなくなるまで、僕はこの2セット目のミディアムタイヤをうまくやりくりしなければならなかった」

「言うまでもなく、この予定外のピットストップによって、作戦は台無しになった。セーフティーカーの影響で一団になっていた前の集団にすぐ追いつけたかもしれなかったから、本当に残念だった。悔しいけど、あのような状況で自分にできることは限られている。あのピットストップのせいで、コースに戻ったときには最下位だった。でも、チルトンをかわし、残り数周になってタイヤが限界だったギドを追い抜いた。あとは、フィニッシュまでもつかだけだった」

■ギド・ヴァン・デル・ガルデ(18位)
「素晴らしいスタートが切れた。2台を追い抜き、1周目でベルニュ(ジャン-エリック・ベルニュ/トロロッソ)もかわした。1周目が終わったときには、17番手まで順位を上げていた。クルマの感触はよかったけど、できるだけ早く(ソフト側の)ソフトタイヤを使ってしまいたかったから、当初の計画通りで行くことにした。フリー走行のロングランでもちが良かった(ハード側の)ミディアムタイヤに替えるために、早めにピットストップを行った」

「1セット目のミディアムタイヤのパフォーマンスは悪くなかったけど、20周目で2セット目のミディアムに替える作戦に変更した。セーフティーカーが入ったとき、きょう最初の青旗を見たばかりだったから、僕は周回遅れを取り戻すことができた。レースが再スタートしたとき、僕はボッタス(バルテリ・ボッタス/ウィリアムズ)とグティエレス(エステバン・グティエレス/ザウバー)の後ろの16番手だった。すぐ後ろにはシャルル(ピック/チームメート)がいた。正直言って、あの時点からはちょっとばかし孤独なレースだったよ!」

「僕は何も問題を引き起こさずにクルマをフィニッシュ地点までもっていくことだけに集中していた。それに、再スタート後は、最後まで青旗を見ることはなかったから、トラブルとは無縁のレースだった」

「35周目に再びピットストップを行った後は、とにかく無事にクルマをフィニッシュさせることだけを考えた。最終スティントはとても長かったから、終盤になるにつれてタイヤが完全に終わってしまい、ペースも格段に落ちた。でも、シャルルも僕も前後のクルマとは離れていたから、あとはふたりでチェッカーフラッグまで完走を目指すだけだった」

「順位にかかわらず、僕は今日、また小さな前進を遂げられたと思う。週末ずっと対策を練っていたレース中のタイヤマネジメントが、今日は少し上達した。次戦のハンガリー(第10戦28日決勝)まで少しあいだがあくから、ファクトリーに戻ってシミュレーターで作業できる時間がある。進化し続けることを目標にハンガリーに乗り込むよ」

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