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ケータハム「ウィリアムズとの差を少し詰められた」/F1ドイツGP金曜まとめ

2013年07月06日(土)8:16 am

ニュルブルクリンクで行われたF1第9戦ドイツGP、ケータハムのシャルル・ピックは初日19番手、ギド・ヴァン・デル・ガルデは初日20番手だった。

【結果】F1第9戦ドイツGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

■シャルル・ピック(フリー走行1回目18番手/フリー走行2回目19番手)
「ここに着いたときに、ここは僕のお気に入りのサーキットだと言ったけど、いい金曜日にすることができてうれしく思っているよ。堅実な1日になったし、明らかに少し進歩することができた。フリー走行1回目では空力に関する作業から始めたんだ。2周ほど空気の流れを確認する塗料をぬって走行することで、シルバーストン(第8戦イギリスGP)とここに持ち込んだ改良パーツの評価を継続して行った。僕たちはブレーキダクトのところをさらに改良したんだよ」

「その後、僕たちはすべてのプログラム実行に移った。最初のうちはフロントタイヤに熱を入れることに問題を抱えていた。サーキットのコンディションは問題なかった。日曜日の予想よりは涼しかったから、決勝ではタイヤの挙動が明らかに変わってくるだろうね。でも、3回目の走行のときにそのことに対する作業も行ったし、明日に向けたセットアップも進展できたよ」

「昼食時間の間に、車高やリアのアンチロールバーにいくつか変更を加えた。そして、フリー走行2回目では最初からすぐに6周の走行を行ったんだけど、すぐに空力バランスがよくなったことが分かったよ。その調子はオプションタイヤ(ソフト)でのタイムアタックのときにも継続していたし、そのときにはクルマが示すパフォーマンスにかなり満足できていた」

「オプションでのペースには一貫性があったし、プライム(ミディアム)もよかった。どちらも性能低下はかなり小さくて、セッションを終えたときには、今日やり遂げた仕事に対してみんなかなり満足しているだろうと思った。僕たちがこれまでシルバーストン(第8戦イギリスGP)や、その前のカナダ(第7戦)から頑張ってきた成果を出すためには、問題なく金曜日を過ごすことが求められていたからね」

「金曜日はもちろんかなり重要だし、今日は十分な走行ができたことで土曜日(予選/6日)や日曜(決勝/7日)に向けて、いい形で準備ができた。この勢いを今週末ずっと保つことが必要だし、僕たちのレースペースによって、日曜日にはどういう順位が得られるか、本当に楽しみだよ」

■ギド・ヴァン・デル・ガルデ(フリー走行1回目20番手/フリー走行2回目20番手)
「全体的にみて、ぼくたちにとってはいい1日だった。最初のフリー走行1回目はいいセッションになったからね。開始時にはいくつかの空力プログラムを実行したんだ。そしてクルマ全体にたくさんの新しいアイデアが採用されていた。ブレーキにも新しいセットアップを施したけど、それもうまく機能していて、ほとんどすぐにブレーキを遅らせたり、強くかけたりできるようになったよ。最初の2回の走行では、全体的にアンダーステアが強かったから、その調整に少し時間を費やした。そしてセッションの終わりごろにはクルマの挙動も比較的よくなった」

「フリー走行1回目で本当に有益だったのは、リア部分へあるものを試みたことだね。それによってコーナー出口でアクセルを踏んだときのグリップがよくなった。このサーキットはほとんどが低速から中速のコーナーなんだ。だからそこを抜け出すためにいいトラクションが必要になる。この状態を週末ずっと維持していきたいね」

「フリー走行2回目では違うフロアでスタートした。それによってシルバーストンに持ち込んだ新しいものと比較テストをすることができた。クルマはまだかなりアンダーステアを抱えていたけど、いくつかメカニカルな変更を行ったら、最初にオプション(ソフト)を装着したころにはクルマはだんだんよくなっていた」

「ロングランでは、僕たちの(タイヤの)性能低下レベルはまずまずだったし、セッションの終わりころには自分たちの状態についてかなり満足できたと言える。カナダやシルバーストンのときに比べれば、ずっといい天気にていたから、そのことは間違いなく僕たちが行う必要のあった空力作業をやり遂げる上での助けになった。それによって今夜目を通すべきたくさんのデータも得られたし、明日に向けてまたさらに一歩前進することを目指すよ」

「僕たちの後ろにいるクルマとははっきりとした差を付けることができたみたいだし、ここでウィリアムズに対しても少し差を詰めることができた。今夜また頑張って、僕たちにとっていい週末にできそうだよ」

【写真】F1ドイツGP金曜日(全30枚)

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