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2014年F1、燃費競争に?

2013年07月04日(木)10:15 am

F1は2014年から新たにV6ターボエンジン時代に突入するが、不完全燃焼に終わる不安もあるとフェラーリが認めている。

フェラーリのエンジン、電子機器責任者であるルカ・マルモリーニは、来年序盤は信頼性の問題が出る可能性があると語る。

デザイナーやエンジニアはターボが発生する1000度もの高温に取り組まなければならず、「対処が楽な問題」ではないとマルモリーニは話している。

一番の問題は、シーズン通して使用できるエンジンが現在の8基から5基に減ることだ。

「トラブルなしでシーズンを乗り切るのは難しいだろう」とマルモリーニは語り次のように続けた。「1ユニットで4,000から5,000kmというレベルの話だ。現在のほぼ倍になる」

マルモリーニによると、さらに心配なのは、1レースの燃料搭載量がわずか100kgに制限されることだという。そのためドライバーは、順位争いをしながらも燃料セーブを余儀なくされるかもしれない。

「フェラーリはこれが脅威になる可能性があると感じている」とマルモリーニ。

「F1が効率を追求するのは良い。だが、F1が周回数の50パーセントでのんびり走るようなスポーツではいけない」

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