トヨタのトルコ共和国における生産拠点であるToyota Motor Manufacturing Turkey, Inc.(以下、TMMT)が1日(月)、同
社サカリヤ工場にて、新型カローラのラインオフ式を実施した。
式典には、トルコ共和国のザフェル・チャーラヤン経済大臣、ニハット・エルギュン科学産業技術大臣らを来賓に迎え、トヨタの内山田竹志会長、Toyota Motor Europe NV/SAの沼毅執行副社長、TMMTのオルハン・オゼール社長らが出席。式典で内山田会長は、「より洗練され高級感あふれるデザインとなった新型カローラは、トヨタが進める『もっといいクルマづくり』への新しいシンボルである。欧州カローラの母国となるサカリヤから、トルコの皆さまとともに、カローラの新たな歴史を作って行きましょう」と語った。
今回、ラインオフした新型カローラは、上質なデザインに加え、快適性を追求した広い室内や、優れた走行性・安全性能を兼ね備えている。欧州諸国のほか、北アフリカ・中東・中央アジアなどに輸出され、バーソを併せると、TMMTの輸出先は計50以上の国・地域に拡大することになる。
今回の新型カローラ立ち上げに伴い、TMMTでは約1億5千万ユーロの新規投資と、約900名の期間従業員の新規採用。トヨタは今後とも、「クルマづくりを通じて地域社会に貢献する」という信念のもと、トルコでの事業活動に引き続き従事していくとしている。