ポルシェ、ウェバーと複数年契約を正式発表

2013年06月27日(木)19:39 pm

2014年から世界耐久選手権(WEC)の最高峰カテゴリーであるLMP1への復帰が決まっているポルシェが、マーク・ウェバー(レッドブル)と契約を結んだことを発表した。以下、ポルシェAGのリリースを翻訳。

オーストラリア人F1ドライバーのマーク・ウェバーがポルシェと複数年に及ぶ契約を締結しました。2014年から、ウェバーはポルシェの新型LMP1仕様プロトタイプスポーツカーにおいて、ル・マン24時間レース並びに世界耐久選手権(WEC)に参戦します。

36歳のウェバーは、すでにル・マンで2度レースを経験しています。1998年にはFIA GT選手権のプロトタイプカーでランキング2位という実績を残しています。2002年から今日までに及ぶF1でのキャリアにおいて、ウェバーは36回の表彰台を獲得し、9レースで優勝、11回のポールポジションを獲得しています。

「ポルシェが、ル・マンのトップカテゴリー、そして世界耐久選手権に復帰を飾るにあたり、そのチームの一員となれることを誇りに思います。ポルシェは傑出した技術と高いレベルでのパフォーマンスの象徴としてレースの歴史を刻んできています」と語ったウェバーは、さらに次のように続けました。

「F1の次に、この新しいチャレンジを迎えることを非常に楽しみにしています。ポルシェは間違いなく、非常に高い目標を掲げることになります。世界でも最速の部類に入るスポーツカーを操縦するのが待ちきれません」

ポルシェAGの調査開発担当役員であるウォルフガング・ハッツも次のように語っています。

「現代のF1において大きな成功を収めてきたマーク・ウェバーをわれわれのLMP1プロジェクトに迎えることになり非常にうれしく思っています。マークは疑いなく、世界でも最高レベルのレースドライバーです。彼はル・マン24時間レースも経験していますし、何よりも彼自身が長きにわたってポルシェの大ファンなのです」

さらに、LMP1の責任者であるフリッツ・エンジンガーも次のように述べました。

「私たちが2人ともF1に関わっていたとき、私は彼の力量をよく理解することができました。彼は、われわれのチームにとって考えうる最高のドライバーだと思える1人でした。2014年から彼のような経験豊かで速さのあるドライバーが加わってくれることになり、非常によろこんでいます」

マーク・ウェバーとともに、新たなLMP1カーで戦うことになるのは、長期にわたってポルシェのワークスドライバーを務めているティモ・ベルンハルト(ドイツ)とロマン・デュマ(フランス)、そして元F1テストドライバーのニール・ヤニ(スイス)という顔ぶれとなります。ベルンハルトとデュマはすでにル・マンで戦ってきており、2010にはル・マン24時間レースでの総合優勝も果たしています。さらに、2007年と2008年には、RSスパイダーLMP2スポーツプロトタイプにより、アメリカン・ル・マン・シリーズのタイトルも獲得しています。また、ニール・ヤニも、2010年からLMP1クラスに参戦しています。

TopNews最新ニュースを読もう!
◇ニュース検索ワード - | | |
前後の記事
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック
日本車メーカー・ブランド特集ページ
トヨタ特集ページ レクサス特集ページ 日産特集ページ ホンダ特集ページ 三菱特集ページ
マツダ特集ページ スバル特集ページ スズキ特集ページ ダイハツ特集ページ 光岡
輸入車メーカー・ブランド特集ページ
アウディ アキュラ アストンマーチン アバルト アルピナ
アルピーヌ アルファロメオ インフィニティ AMG キャデラック
クライスラー ケータハム シトロエン シボレー ジャガー
ジープ GM スマート ダイムラー ダットサン
テスラ パガーニ BMW フィアット フェラーリ
フォルクスワーゲン フォード プジョー ベントレー ボルボ
ポルシェ マクラーレン マセラティ MINI メルセデス・ベンツ
ラディカル ランドローバー ロータス ルノー