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メルセデスAMG、母国ファンの前で、できるだけのことをしたい／F1イギリスGPプレビューまとめ

メルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが、シルバーストン・サーキットで行われるF1イギリスGP（6月30日決勝）に向けて意気込みを語った。

ニコ・ロズベルグ
「シルバーストンはチームにとって数あるホームレースのひとつなんだ。だからみんなが楽しみにしている。友だちや家族がおおぜい詰めかけてくれるからね。モナコやカナダと打って変わって、高速コーナーの多いシルバーストンは、まったく性格の違うサーキットだ。どんな具合に僕らのマシンが走ってくれるか分からないけど、タイヤの消耗がどうなるか見ものだね。高速コーナーで減りが早いから、良い結果を出せるかどうかはそのあたりがカギとなる」

「僕的には、他のドライバー何人かと共に、サーキット内部にモーターホームを構えて寝泊まりするのが楽しみだよ。いつも最高の雰囲気さ。BRDC（英国レーシングドライバー協会）の好意で、ドライバーや友だちとバーベキューを囲むんだ」

ルイス・ハミルトン
「シルバーストンは地元のレースだから、いつも特別な感情がわくよ。カナダGPからイギリスGPまで大きく時間が空いたから、マシンに乗り込む金曜日が待ち遠しい。例によってレース直前の数日はすごく忙しいけど、早くもグランプリのムードが盛り上がっていい感じだね」

「サーキットも大好きだよ。ブレーキを思いっきり踏むところがない代わりに、高速コーナーが手強いんだ。流れに逆らわず、リズムに乗らなきゃいけない。それがシルバーストンを速く走る秘けつさ。チームの調子はというと、少しは正しい方向に進んだと思うが、金曜日にプログラムを始めてみないとほんとうのポジションはつかめないな。できれば今週末もさらに前進できるといいね。母国ファンの前で、できるだけのことをしたいよ」