元F1ドライバーで、現在はアウディから世界耐久選手権(WEC)に参戦しているアラン・マクニッシュが、マーク・ウェバー(レッドブル)の2014年ル・マン出場を心待ちにしている。
ウェバーとチームの現契約は今年限りで、レッドブルでは新ドライバー候補の洗い出しが進んでいる。一方ウェバーには、スポーツカー・レースに2014年からカムバックするポルシェとの関係が取りざたされている。
「もしマークが来ると決めたら、僕らは大手を振って迎えるよ。ただし、歓迎ムードは最初の第1コーナーで消し飛ぶけどね」と、マクニッシュは冗談交じりに『Huffington Post(ハフィントン・ポスト)』に語った。
「彼だってハデに歓迎されたくはないはずさ」
「レースではハードにプッシュするし、頭がきれる。おまけに思慮深くて善人だ。パドックで目立つ存在になるだろうね」
2002年、トヨタからF1に参戦したスコットランド人のマクニッシュは、今やアウディで押しも押されもせぬエースドライバーだが、そんなマクニッシュが評価したウェバーは、1990年代にメルセデスのワークスでスポーツカーレースに参戦していた。