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笹原右京「自己最高位の7位入賞を果たせてホッとしています」

2013年06月13日(木)18:00 pm

今季からフォーミュラ・ルノー2.0アルプスに参戦している笹原右京(ユーロノバ)が、ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われた第3戦を振り返った。決勝レース1は自己最高位となる7位入賞を果たした。決勝レース2は16位だった。

6日(木)の合同テストでは34台中7番手に入り、翌7日(金)の練習走行では33台中6番手に入るなど、幸先の良いスタートとなった。7日の予選では、15台が出走するBグループに入り、セッション開始直後は好タイムを記録した。しかし、その後タイムが伸びず2分20秒052で、レース1を20番グリッドからスタートすることとなった。笹原は、予選について、次のように語っている。

「6日の合同テストから7日の練習走行までの流れには手応えがあり、合同テストは9番手、練習走行は6番手でした。予選でもセッション開始直後は良い感じでしたが、周回を重ねるごとにクルマの操縦性と自分の感覚が合わなくなって、練習走行より1秒近くも遅いタイムしか記録できませんでした」

8日(土)の決勝レース1は、得意のスタートを決めてオーバーテイクを繰り返し、他車のリタイアなどで2周目にして11番手まで順位をあげた。4周目にセーフティカーが入ったが、リスタート後にも笹原は順位をあげて9位でチェッカーを受けた。レース後、上位2台にタイムペナルティーが科され、自己最高位となる7位へと繰り上がった笹原は次のように振り返っている。

「決勝レース1は、事故の影響で赤旗中断になるなど荒れましたが、最後まできちんと走りきり、自己最高位の7位入賞を果たせてホッとしています。今回も先週のレースと同じで、スタートがうまく決まりました。また、チームがクルマの戦闘力をより高めてくれただけでなく、僕自身も乗り方を工夫したのが良かったのだと思います」

9日(日)の決勝レース2は、予選のセカンドベストタイムにより18番グリッドからのスタート。確実に1台ずつオーバーテイクし、4周目には11番手まで浮上したものの、スピンを喫して19番手まで後退した。結局、16位に終わっている。

「決勝レース2は、周囲のアクシデントに巻き込まれることなく順調に順位を上げ、4周目には11番手まで浮上しました。でも、その周のバスストップシケインでクルマのリアを滑らせてスピンしてしまい、大きく順位を下げました。今回は7日の練習走行で6番手タイムを記録した勢いを予選につなげられませんでしたが、課題解決の方向性は見えています。今後ともご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!」

フォーミュラ・ルノー2.0アルプス第4戦は、7月6日(土)、7日(日)にイタリア・モンツァで行われる。

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