ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたF1第7戦カナダGP、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、エステバン・グティエレスともにリタイアに終わった。
【結果】F1第7戦カナダGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差、ピット回数など
■ニコ・ヒュルケンベルグ(リタイア)
「レースをこんな形で終えるなんて残念だ。確かに周回遅れの処理はときに難しいけど、抜かれるほうだってレースをしているんだ。彼らには彼らの仕事がある。僕らと同じようにね」
「僕はギド・ヴァン・デル・ガルデ(ケーターハム)を周回遅れにしたあと、ブレーキをかけた。最初は特に何も感じなかったけど、コーナーを脱出したところでクルマが真っすぐ走っていないことに気づいたんだ。それでレースをあきらめることにしたのさ。スタート直後に順位を失ったあとも、今日は何かペース不足気味だった。14番手争いがやっとだったよ。理想的なレースの終わり方とはほど遠いのはもちろんだけど、順位を大きく上げるのは無理だった」
■エステバン・グティエレス(リタイア)
「レースの最初から最後までマシンは走りにくかったけど、とにかく限界まで攻め続けたよ。スタートからいきなり接近戦だったよね。第一スティントはとにかくタイヤが走りにくくて、これでは1ストップは無理だなと思った。2回目のピットストップを終えてコース復帰し、第一コーナーにさしかかったところで路面のこぶに乗ってしまったんだ。それで前輪がロックして止まれなかったんだ」
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