今年マクラーレンから移籍してきたハミルトンがメルセデスAMGに溶け込むために必要なものは時間だけだ、とメルセデスAMGのチーム代表であるロス・ブラウンが語った。
チームメートのニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が第6戦F1モナコGPで3戦連続となるポールポジションを獲得し、そのまま名高いモナコGPの覇者となった。一方、ハミルトンについては多くの評論家がスランプに陥っていると分析するとともに、ハミルトンの「ヒップ・ホップ」的なライフスタイルや、パドックの中を愛犬のブルドッグを連れて歩くという奇抜な光景に対して非難を行っている。
ハミルトンは、何とかしてみせると明言しながらモナコを後にしていた。
だが、ブラウンはそのハミルトンに対してあまり心配はしていないようだ。『AFP通信』にブラウンは次のように述べた。
「ほんのちょっとしたことだと思うが、率直に言えば、ただ時間の問題だろうね」
「ニコはすでに4年か5年このチームにいるし、どういうときにどうすればいいのか、よく分かっている」
「われわれには非常に良いグループがあるし、経験豊かな人たちがルイスとともに働いている。もう少し時間が必要なだけだよ」