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笹原右京、フォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップ「手ごたえ得られた」

2013年06月06日(木)13:52 pm

今季からフォーミュラ・ルノー2.0アルプスに参戦している笹原右京(ユーロノバ)が、フォーミュラ・ルノー2.0のユーロカップにスポット参戦。手ごたえを得られた一方、課題も発見できたと振り返っている。

笹原がスポット参戦したのは、F1ベルギーGPの舞台でもあるスパ・フランコルシャンでのレース。通常であれば、金曜に2回のフリー走行を走れるが、規定によりスポット参戦のドライバーは1回目のフリー走行を走れなかった。笹原にとって初めてのサーキット、そして雨と霧で度々セッションが中断されたことから、苦戦も予想された。

1日(土)に行われたレース1では、32番手からのスタートだったものの、「周囲が止まっているんじゃないかというくらいにうまく反応」したという絶妙なスタートで順位を大きく上げる。そして、ライバルが温まっていないタイヤで苦戦しているのを尻目に順位を上げていった。レース中盤からは後続車の攻撃に耐える走りになったが、21位でユーロカップのデビュー戦を終えた。

2日(日)のレース2は29番手からのスタート。ここでもスタートで大きく順位を上げるものの、オー・ルージュで多重クラッシュが発生したためレースは赤旗中断。セーフティカー先導でレースが再開されると、笹原は22番手につけていたものの、再びクラッシュが発生してセーフティカーが導入される波乱の展開に。しかし、笹原は安定したレース運びで終盤には入賞圏内である10番手争いの直後で戦い抜き、16位で完走した。

笹原は、初めてのユーロカップについて、次のように振り返った。

「(レース2の)決勝ではトップとのラップタイム差がグンと縮まりました。成績にはもちろん満足していませんが、ユーロカップシリーズへの今回のスポット参戦では手応えを得られましたし、一方で課題も発見できました。とても貴重な経験ができて、チームや関係者の皆さまには感謝しています。今後ともご支援、ご声援をよろしくお願い致します!」

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