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ロータス、EMCとのパートナーシップを発表

2013年05月31日(金)18:02 pm

ロータスは、2014年型F1カーの開発に向けてクラウドベースのITインフラへの移行を強力に推進するために、世界的ITサービス企業であるEMCとパートナーシップを組んだことを発表した。

今回のパートナーシップは、ロータスの2014年型F1カー開発プログラムの一環として実現されたもので、プライベート・クラウド・テクノロジーを導入することにより、ロータスのエンストン本部ならびにサーキットに持ち込まれるITインフラがすべて刷新されることになる。

ロータスは、EMCの製品やサービスを利用することで、より高速かつコスト効果の高いデータの貯蔵や管理、そして情報の保護や分析ができる体制づくりを加速したいとしている。

今回のパートナーシップ契約の発表にあたり、ロータスのCEOであるパトリック・ルイスは次のように語った。

「これはロータスF1チームにとって、エンストンと世界中のサーキットの両方にわれわれのITサービスを配信する手段をさらに前進させる機会となる」

「EMCは、集約化されたインフラと、クラウドによる技術やソリューションにより、われわれのクラウド化を促進してくれる。それにより、われわれは安全で柔軟、かつ強力なITaaS(IT as a Service)モデルの利点を活用できることになる」

また、EMCのマーケティングおよび製品担当副社長であるジェレミー・バートンも次のように述べた。

「2014年シーズンは、F1カーの設計や製造を行う上で、多くのルール変更や変革を迎えることになる。特に、より大きな空力効果が求められ、燃料消費も35パーセント削減しなくてはならないという重要な課題に向け、技術責任者の使命もかつてないほど重要なものとなる」

「そうした中で、EMCがロータスF1チームの重要な技術パートナーの一員に加えられたことを喜ばしく思っている。EMCはチームとともに、設計および開発に関するデータだけでなく、サーキットで使用される製品の安全で効果的な管理を可能とするよう努めてゆくことになる」

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