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ロータス、クラッシュを重ねたグロジャンと話し合う

2013年05月29日(水)14:13 pm

ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、現在同チームの控えドライバーを務めるダビデ・バルセッキが、今後ロメ・グロジャン(ロータス)の後任候補となるであろうことを否定していない。

かろうじて今シーズンのシートを確保したグロジャンだったが、先週末に行われたF1モナコGPで4回もクラッシュを喫したことで、再びそのF1ドライバーとしての適性に関する話題が沸き起こっている。

グロジャンは、モナコGP決勝でダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)に追突した責任を問われ、モントリオールで行われる次戦カナダGP(6月9日決勝)では10グリッド降格処分を受けることが決まっている。このことで、ボスであり、彼のマネジャーでもあるブーリエもついに忍耐の限界に達し、昨年のGP2チャンピオンである26歳のイタリア人ドライバーのバルセッキと交代させることを考えるかもしれない。

今年からロータスの控えドライバーとなったバルセッキは、昨年の12月に次のように語っていた。

「グロジャンに何かよくないことが起こるのを望んでいるわけじゃない。でも、もし彼がいなければ、僕が候補者になると思うよ」

そして最近、グロジャンがまた失敗を犯したことを受けて、バルセッキにF1デビューのチャンスが訪れたのか、と『Sporting Life(スポーティング・ライフ)』に問われたブーリエは、「まだそうではない」と答えた。

逆に、グロジャンを擁護したブーリエだが、グロジャンとは腰を据えて話し合うことになるだろう、と次のように続けた。

「グロジャンにはペースを維持しつつ、また自分をコントロールできる状態に戻ってもらわなくてはならない。今シーズン序盤がそうだったようにね」

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