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佐藤琢磨、ランキング2位に。カナーンが初優勝／インディ500

世界3大レースに数えられるインディ500の決勝が26日（日）に行われ、トニー・カナーン（KVレーシング）が初めてインディ500を制覇。佐藤琢磨（AFフォイト・レーシング）は13位に入り、ランキング2位になった。

【ランキング】インディ500終了後ランキング

昨年のインディ500では、最終ラップで優勝を目指してトップのドライバーを抜こうとしたところでスピンしていた琢磨。昨年の雪辱を果たすベく4度目のインディ500に挑んだ琢磨は、18番手からスタートした。

スタートから順調に順位を上げ、ホンダ勢のトップに立っていた琢磨だが、57周目に単独でスピン。幸いなことに、クラッシュは免れレースに復帰したものの、これで大きく順位を落としてしまった。その後、再び順位を上げていった琢磨だが、13位でチェッカーフラッグを受けた。

一方、レースは残り7周でフルコースコーションになり、3周を残してレース再開。ライアン・ハンターレイ（アンドレッティ・オートスポーツ）、カナーン、カルロス・ムニョス（アンドレッティ・オートスポーツ）、マルコ・アンドレッティ（アンドレッティ・オートスポーツ）が優勝を争ったが、カナーンがトップに立ったところでダリオ・フランキッティ（チップガナッシ）がクラッシュしたため、再びフルコースコーションに。

レースはそのまま終了し、カナーンがインディ500を初めて制覇した。2位はムニョス、3位はハンターレイだった。

ランキング首位でインディ500を迎えていた琢磨だが、ランキングでは2位に後退。しかし、ランキングトップのアンドレッティから11ポイントしか離されておらず、レース優勝で50ポイントを獲得できるインディカーでは小さな差と言える。

【結果】インディ500決勝
【写真】インディカー第5戦インディアナポリス（2013年5月26日）