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F1ボスが占うレッドブルの将来

2013年05月25日(土)11:58 am

F1最高権威のバーニー・エクレストンは、マーク・ウェバー(レッドブル)の将来が不透明であることを明らかにした。

2012年F1コンストラクターズ世界選手権のチャンピオンチームであるレッドブル。来季は、ウェバーの代わりにキミ・ライコネン(ロータス)もしくはジュニア・チームのトロ・ロッソからダニエル・リチャルドを乗せたがっているというのがもっぱらのうわさだ。しかし、最終的な決断は36歳になるウェバーに委ねられている。

チーム代表のクリスチャン・ホーナーは23日(木)、モナコで次のように話している。「適当なタイミングでマークと話し合い、彼の希望や将来の計画を聞くつもりだ」

F1の重要な契約はすべて裏で糸を引いていることで知られるエクレストンも、次の発言から、チームに残るか否かはウェバー次第といったニュアンスをただよわせている。

エクレストンは、F1を財政面から研究する専門書『Formula Money(フォーミュラ・マネー)』著者のクリスチャン・シルトにこう語る。「ウェバーは、レッドブルに残りたいのか自分でも分からないと思う」

シルトは、長い目で見たレッドブルについてもエクレストンに質問している。ザウバーのモニシャ・カルテンボーンに続いて、ホーナーもチーム株の一部を所有できるようになるのか。

「ディディ(レッドブル総帥ディートリッヒ・マテシッツの愛称)に株を売る気があるなら、クリスチャン(ホーナー)に一部を譲るんじゃないかな。クリスチャンやエイドリアン・ニューイとは長期契約を結んでいるからね」とエクレストンは語った。

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