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ザウバー、F1モナコGPでトップ不在

ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとエステバン・グティエレスが23日（木）、モナコで初日のフリー走行を行ったが、その場にチームの創設者で共同オーナーのペーター・ザウバーとチーム代表のモニシャ・カルテンボーンの姿は無かった。

スイス紙『Blick（ブリック）』紙のベテラン記者ロジャー・ブノワは、グランプリ開催中のサーキットにおけるペーター・ザウバーとカルテンボーン両者の不在は、「極めてまれなケース」と語った。

また、「スポンサー獲得のため、ふたりは東欧のどこかにいる」とも述べた。

2014年から導入される非常に高額なV6ターボエンジンに備え、新規スポンサー探しが多くの中団チームにとって死活問題となってきている。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーも23日（木）、2014年から導入される新ルールについて「地獄のように高額だ」と認めた。

「グリッド後方にいるチームにとって、今回のルール変更の時期は理想的でなかったかもしれない」

ロータスのチーム会長、ジェラルド・ロペスもこれに同調する。

「タイミングについては、適切かどうかは分からない。明らかにおかしい」と述べた。