2015年に復帰するホンダのエンジンを当初搭載するのはマクラーレンのみとなりそうだ。
名門チームのマクラーレンがホンダのワークスチームとなる事はすでに決まっているが、ロータス、ザウバー、ウィリアムズもホンダのV6ターボエンジンを搭載するカスタマーチームとなる事を検討していると言われている。
このようなうわさが流れたのは、ホンダが復帰する際にはワークスチームのマクラーレン以外にカスタマーチームにもエンジンを供給する義務がある、というFIAの裁定があったと信じられていたことも関係しているとみられる。
しかし、ドイツの『Speed Week(スピード・ウィーク)』と『SID News Agency(SID通信)』の報道では、マクラーレンチーム代表のマーティン・ウィットマーシュがホンダにはその様な義務はないと語っている。
ウィットマーシュは、『Racer’s Edge(レーサーズ・エッジ)』にも、「私の知る限りでは、エンジン供給会社は必ず複数のチームに供給しなくてはいけないという決まりはないよ。だから、ホンダとの独占的な協力関係を楽しみにしているんだ」と話している。