シボレーは、日本への導入も決定している第7世代の新型「コルベット」が、5月26日(日)に米国のインディアナポリスで開催される第97回インディアナポリス500マイルレース(略称:インディ500)において、出場するレースカーをグリーンフラッグまで先導するペースカーに採用されたと発表した。
GMのパフォーマンス・ビークル&モータースポーツ担当副社長であるジム・キャンベルは、「新型コルベットがペースカーとして神聖なブリックヤード(インディアナポリス・モーター・スピードウェイの愛称)でのレース開始を支援でき、シボレーとインディ500との関係にさらなる歴史を刻むことができるのは名誉なことだ。新型コルベットのパフォーマンスはレースを通じて高められてきており、このほまれ高い役割を担うのにさらにふさわしいものとなっている」と述べた。
また、インディアナポリス・モーター・スピードウェイの社長兼CEOであるジェフ・ベルスカスも、「シボレーは、スピードウェイにおける偉大なパートナーだ。今年、才能豊かなレーサーたちを次世代コルベットが先導することで、この関係がさらに強められることになる」と語っている。
新型コルベットは、新開発の6.2L直噴V8エンジンを搭載し、連続可変バルブタイミングやアクティブ・フューエル・マネジメントなどの技術を採用したことで最高出力は450PSに高められている。インディ500のペースカーとなるコルベットはブルーのボディーカラーで、ドア部分に「インディ500」のロゴマークが施されたものになる。
シボレーは、これまでインディ500でもっとも多くペースカーとして採用されたメーカーであり、今年で通算24回目となる。そのうち、コルベットのペースカーへの採用は1978年に始まり、今回で12回目を迎えることになる。