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コバライネン、F1ドライバー継続に向け協議

2013年05月12日(日)18:28 pm

その実力を高く評価されながらも、チームにスポンサーを持ち込む『ペイドライバー』になることを嫌い、資金難にあえぐケーターハムと契約更新に至らなかったが、F1バーレーンGPで久しぶりにF1のコースに戻ってきたヘイキ・コバライネン。新パーツの評価のためにバーレーンGPとスペインGPのフリー走行に限定された契約を結んでの走行だったと言われているが、その契約が今後も続く可能性が出てきた。

ケーターハムのリザーブドライバーとして、バーレーンGPのフリー走行に出走したコバライネンは、チームの正ドライバーであるシャルル・ピックよりも遅いタイムしか記録しなかったが、スペインGPのフリー走行ではピックのチームメートであるギド・ヴァン・デル・ガルデよりも速いタイムを出した。

母国フィンランドの『MTV3』は、コバライネンが今後の契約についてチームと協議中だと伝えた。

コバライネンは「全体に、ちょっとだけ状況が好転してきたかな」とこの報道を認め、こう続けた。

「まだ何も決まっていないけど、今年クルマに乗る機会は増えると思うよ」

ケーターハムの技術部門トップであるマーク・スミスは、コバライネンがバーレーンとスペインで走ってくれたことは「有益だった」と話している。

2013年シーズンをルーキードライバー2人とともに戦うケーターハムにとって、コバライネンの喪失は「ドライバー継続性の喪失」だと認めた。

「以前のクルマと何らかの継続性を持たせる意味で、コバライネンの存在は大きい」とスミスは加えている。

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