通常2月から始まるF1シーズン前テストの開始が、2014年は早まりそうだ。
これは、来年ルールが大きく変更され、エンジンが現在の自然吸気V8からV6ターボに変わるためだ。テスト回数を増やすよう求めているチームもある。
シーズン前のテストは例年通り3回だが、1回目は1月に早めることでチームが合意した。
また、マクラーレンのスポーティングディレクターを務めるサム・マイケルがこう話している。「ヨーロッパ以外で1回、あるいは複数回テストが行われる可能性がある」
「テストは、1月に1回、2月に2回行われることになると思う」
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、1月に行われる最初のテストはスペインのヘレス・サーキットで行われる可能性が高いと伝えた。
2014年は特にエンジンに関するルールが大きく変更されるわけだが、ルノーの技術責任者であるロブ・ホワイトは、テスト回数が制限されていることは大きな問題ではないと話している。
「試験台の上でもさまざまな開発作業を行うことができる」とホワイトは説明している。