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コバライネン、ケーターハム苦戦の理由を明かす

2013年05月11日(土)13:26 pm

ケーターハムのリザーブドライバーを務めるヘイキ・コバライネンが、今年チームが苦戦しているのは「意外ではない」と話している。

2010年のチーム創設以来ケーターハムのドライバーを務めてきたコバライネンだが、昨年末にシートを失い、いったんF1を離れた。チームがスポンサー資金を持ち込むペイドライバーを取ったためだ。

しかし、コバライネンは再びリザーブドライバー兼テストドライバーとしてチームに戻ってきた。F1第4戦バーレーンGPから、金曜日のフリー走行1回目を担当しており、F1スペインGPでもフリー走行に出走した。

コバライネンは、スペインGPに持ち込む改良パッケージで、ライバルのマルシャの前に戻れることを願っていると語ったと、『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙が伝えている。

「クルマそのものは、基本的に去年のものと同じなんだ」

「空力面を変更しているだけで、モノコックは同じだ。だから、チームがあまりうまくいっていないのも意外じゃないよ。古いクルマで新しいクルマに対抗しているんだから」

コバライネンは、今年ケーターハムが意図的にこうしたやり方を取っていると認めている。

「今年チームは、なるべく最小限の努力でトップ10にとどまって、来年に向けた努力に力を入れようとしているんだ」

「新しいクルマはもう開発されているよ」

「ルール変更がこれほど大きいと、できるだけ早く新しいクルマ開発をスタートすることが、僕たちにとっては大事なんだ」

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